Apple Disk II Drive

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Apple Disk II Drive Unit

Apple II本体とお揃いのおしゃれなデザインのこのフロッピーディスクドライブは1978年の6月に登場しました。(真っ黒なDisk II真っ黒なApple IIもあったよ)

ドライブメカニズムこそPET2001のPET3040やTRS-80と同じSeugart社のSA400(SA390)を採用していましたがインターフェースはWozのアイディアによるシンプルで他に比べて大きな容量が得られるものでした。

このWozの傑作インターフェースはカスタムチップに形を変えてIWM(Integrated Woz MachineまたはIncredible Woz Machine)と名付けられてMacintoshにも採用され、SWIM(Super Woz Integrated Machine)、SWIM2、SWIM3と発展しながらフロッピディスクドライブを内蔵する旧G3 Macまで使われています。

このドライブは片面倍密度のドライブでDOS 3.3(16sector/track)以降のProDOS, Apple Pascal 1.2/1.3 & Apple CP/M で使用した場合143K byte の容量があり、それはDOS 3.3で560セクター、ProDOSで280ブロックでした。

しかし、ドライブの上に乗っているインターフェース(アナログボード)が特殊なためハードウェア、ソフトウェアを追加しても他の機種のフロッピーディスクを読むことは出来ません。

Apple Disk IIはこの後、Duo Disk、Uni Disk 5.25、Apple 5.25 Driveと名前と形を少しずつ変えながら基本的には変わらず最初の設計がいかに素晴らしかったかが判ります。

このドライブは次項のドライブコントローラカードを使うことにより拡張スロットを持つ全てのApple IIシリーズ(IIgs含む)で使うことが出来ます。

このドライブを調子良く使い続けるにはヘッドを常に奇麗に保ち(古くなったフロッピーディスクはヘッドを大変汚します)、時々ドライブの回転スピードをチェックして下さい。ドライブのスピードは簡単に調節できます。故障の大半はヘッドの汚れとベルトの磨耗によるスリップです。

このドライブユニットはソフトセクター方式だったのでフロッピーディスクを裏返しにドライブに入れてもちゃんと使えました。そこでライトプロテクトノッチを反対側にも開ける専用の工具(ノッチャー)が売られていました。貧乏人の私がすぐに買ったのは言うまでもありません。

ball_white.gif 真っ黒塗装のBell & Howell Apple II plus
ball_white.gif 真っ黒塗装のBell & Howell Disk II Drive


Disk II Interface card

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20 Pin Disk II Interface card

Disk IIのドライブインターフェースカードです。これ1枚で2台のDisk IIをコントロールできました。カードに貼ってある丸いシール(赤いりんごに16の白抜き数字)はDOS3.3(16sector/track)以降対応を示すものです。


DOS Version

Apple IIのDisk Operating System(DOS)は、3つの主なバージョンがありました。これらは使えるコマンドも全て同じで、機能を追加するためより、エラーを解決し、質を向上させるためにバージョンアップが行われました。

この中でDOS 3.2.1からDOS3.3だけはドライブコントローラカード上のROM2個の変更が必要で、各トラックのセクター数が13から16に増やされ、25%程容量がアップしました。

Versionリリース
DOS 31978/6/29
DOS 3.11978/7/20
DOS 3.21979/2/16
DOS 3.2.11979/7/31
DOS 3.31980/8/25
Pro DOS1984/1

Drive Unit Maintenance

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Drive Unit Maintenance

Apple Disk II Driveは構造もシンプルで部品点数も少なく適切に扱えば長く使うことが可能です。チェックの要点は駆動ベルトの磨耗具合、ヘッドの汚れの清掃、回転スピードの調整です。

古いフロッピーディスクはヘッドを大変に汚しますのでこまめに清掃をして下さい。アルコールを含ませた綿か何かで拭いてやればOKです。

回転スピードの調整方法は以下の通りです。上の画像を参考にして下さい。

Step 1 まず、Disk IIの底面のネジ4本を取り、カバー後ろにスライドさせて外し、更に4本のネジを取り底板も外して裸の状態にして普通通りに本体と接続します。裸なのでショートさせないように気をつけて下さい。

Step 2 分解したDisk IIの後ろの方を横からよく見ると1mm位のマイナスネジが飛び出た長い部品(半固定抵抗)が見えます。そのネジの様な物を回すとDisk IIの回転数が変化します。(上図左)

Step 3 ゴムベルトの掛かっているプーリーを見ると50と60と書かれたストロボマークがあります。(上図右)

Step 4 部屋を暗くして本体の電源を入れ、Disk IIが回転しますから、先程のストロボマークを電気スタンド(蛍光灯の)で照らします。そして、関西なら60、関東なら50(要するに電源の周波数)のストロボマークが静止して見えるように先程の半固定抵抗を回して調整します。

Step 5 以上で回転数の調整は完了です。


Notcher

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Notcher

20数年前、フロッピーディスクは5インチ片面単密度(1D)でも1枚2,000円前後と非常に高価でした。そこでこの穴開けパンチの様な道具でジャケットの反対側にもライトプロテクトノッチの切り込みを入れ、ドライブに裏返しに挿入して2倍使いました。Disk IIはソフトセクターでインディックスホールを見ていないので切り込みを入れるだけで裏側も簡単に使えたのでした。

この様な使い方は決して褒められた使い方ではないのですが倍に使える誘惑には勝てませんでした。


Copy Protect

Disk IIはFDC(フロッピーディスク・コントローラ・チップ)を使用せずにスティーブウォズニアックが設計したインターフェースを用いて全てをソフトウェアでコントロールするFDDです。例えばFDCを使用する普通のFDDはFDCにコマンドを送ることによりヘッドを動かしますがDisk IIの場合はヘッドを動かすステッピングモータの4つのコイルに順番に通電することによりヘッドを動かします。フロッピーディスクに書き込む(読み出す)データもソフトウェアでエンコード(デコード)されます。

Disk IIはFDDの全てのコントロールやデータのエンコード、デコードをソフトウェアで行っていた為、Disk版ゲームソフトの不正コピー防止目的のプロテクトはプログラマー達の「芸術的なコピープロテクト」と「それを破るユーザー」による一つの文化のようになっていきました。


Links

Apple社製の他のフロッピーディスクドライブ

ball_white.gifDisk II
ball_white.gifDuoDisk
ball_white.gifUniDisk 5.25
ball_white.gifUniDisk 3.5
ball_white.gifApple 5.25 Drive
ball_white.gifApple 3.5 Drive
ball_white.gifDisk IIc
ball_white.gifDisk III
ball_white.gifUniFile and DuoFile


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This file Created 2000/08/01, Last updated 2002/08/01.