
COMMODORE / PET 2001
Commodore社(Commodore Business Machines社)のPET 2001(Personal Electronic Transactor)が日本で紹介された時期はApple IIより早く、ASCII誌には1977年11月号にかなり詳しい解説とともに紹介されています。私も初めて買ったパソコンがこれでした。
外観はCRT一体型(CRTのサイズは9インチ)の角張った(私にはエジプトのスフィンクスを連想させる)デザインでカラフルなおもちゃの様なキーボードとプログラムとデータセーブ用のカセットデッキを内蔵しています。PET 2001のデザイナーはチャックペドル(Chuck Peddle)で特徴的なのは周辺機器(プリンター、ディスクドライブ)との接続にIEEE-488(HP-IB)バスを使っていることです。そして周辺機器もMPUを搭載したインテリジェントタイプになっています。
BASICは中身を覗くとやはりMicro-Soft製の様でApple IIの実数型BASICであるAPPLESOFTと共通点が多くありますがAPPLESOFTの様にBASICだけで独立しておらず自己診断ルーチンやプログラムのスクリーンエディット機能を含んでいます。このスクリーンエディット機能によりApple IIに比べプログラムの入力や修正が非常に容易に行えます。(Apple IIは実際に使ってみると分りますがプログラムの修正は慣れる迄超大変です。)
PET 2001をデザインしたChuck Peddleは元々Motorola社で6800をデザインしたチームの一員で1970年代早期に退社後、仲間と共にMOS Technology社を設立し6800をより安価で高性能に改良した6500シリーズを製品化しました。その後、電卓製造会社からパソコンを目指すCommodore社に買収され、Commodore社の半導体製造部門となりました。(6502設計後の1976年10月にMOS Technology社はCommodore社に買収されました。)
PET 2001関連リンク
Hrothgar's Cool Old Junk Page